Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

半年や1年で治る精神病は、病ではない

うつ病とは

いわゆる「抑うつ状態」であれば、うつ病だ。

生活すべてに対して気力の無い状態となる。

お風呂には入れない。入る気力はない。

楽しかった趣味は、いっときも楽しくない。楽しむ気力はない。

 

だから、治療を必要とする。

現在の精神医学では、抗うつ剤による薬物治療と、認知行動療法の2つのアプローチを用いる。

 

半年で社会復帰は薬効を認められない

私は30年にわたり、精神発作含む病と共に生きている。

ADHDは確定診断を出されており、幼少を振り返っても、そうだとしか言えない。

 

令和元年9月、かかりつけ医に、とある疑問を投げかけた。

「精神病で半年や、1年で社会復帰していける方は、薬物療法の効果だといえますか?」

すると、医師は苦笑い。

「そうですね。実際は薬を飲まなくても治ったといえますね。確実に効果は有ったとは、言えません」

 

生半可な精神病を作る精神医学会

私はADHDであった。

故に小・中学生と、イジメの嵐である。同級生と先生からだ。

味方はいない。しかし、親に心配はかけられない。

なので、必死に耐えた。

今では、ADHDの小児は薬物療法を行い、専属の特別養護教師もつく。

おかげ様で、教育機関は大忙しである。

 

私の時代は、先生に殴られて当然であった。なので怪我にならない程度に殴られたものだ。ひどいときは木の立派な机を蹴られ、勢いで滑った机で足のスネを強打するというのもあった。

不思議なことに、校内一番のワルには生徒指導教諭は手を出さない。

 

人格障害の認知を広めたい

環境保護者のグレタ・トゥーンベリは、16歳にして、国連の環境会議にて、各国の首脳に恨み節を披露した。

ひと目で人格障害と分かる。

しかし、それを真っ先に指摘した新聞は大きな非難をされた。

本人はアスペルガーと云っている。皮肉なものだ。

中学生から「地球温暖化」に怯えて、不安から精神を病み、不登校

そして今、16歳で学校へ行かず、環境保護に傾倒。

学校は全てではない。しかし、未来の不安のためにエネルギーを使う事に意味はあるのだろうか?

問題は、このように社会的不適応な人物を、国連でスピーチさせたバックボーンである。協調は得られるはずはなく、議論の場で怒りの形相を披露されると、もはや茶番である。

結果として、アスペルガー障害(を含む人格障害)に対して、偏見を助長する出来事になってしまった。

 

人格障害は世に必要である

精神を病み、事を成した人物は多い。カート・コバーンチャーチルガーシュウィンゴッホアインシュタインてんかん持ちとされるが、真相は不明)中島らも

宮沢賢治太宰治

一般的に障碍とされる精神疾患

しかし、生み出すものは天下一品である。

イタリアの犯罪心理学者チューザレ・ロンブローゾは、自著「天才論」の中で「天才は狂気だ」と語った。

和訳のある本であるが、1930年と古く、私は見たことはない。

精神の苦しみは狂気だ。しかし、だからこそ物事に狂気的になれるといえる。

 

まずは日本から変えるべき

人格障害精神障害者と、別け隔てなく付き合おう。

などとは、全く云うつもりはない。

比較的罹患者の多い「アスペルガー障害、注意欠陥多動性障害 境界性人格障害

と、一般人は共感できる部分は少なく、お互いの歩み寄りは不可欠である。

ただ、社会の比率で「人格障害はお断り、理解しない、知りたくない」と、妙にこだわって生きるヒトは多すぎる。

無意識のレベルで「あの方に興味はない」と決めているので、絶対に歩み寄れない。

学ぶ気はないのである。

ヒトは好奇心の塊であり、少しでも興味を持てば、しっかり学ぶのである。

しかし、心理的な障壁で「学ばない」と決めれば、迷いなく無視をする。

この壁を壊せるのは己だけである。

一般常識のように「キ○ガイには関わるな」

という文化の浸透した日本では、なかなか難しい問題だ。

ゴッホ精神障害者だったんだよ」

と、言おうものなら、相手を不快にさせるだけである。何しろ相手は「知りたくない」と高い壁の向こうにいる。

だから、私たち人格障害精神障害者は意識の変容を待つのみ。

せめて、建設的な意見や私にしか見えない世界を文章として書き。心に響いていただければ幸いである。