カミングアウトした
友人へ病気のことをカミングアウトした。聞かれたことは全てこたえた。
僕にとってはかなりの決断力が必要であった。けれど、必要なことだ。
夏に一週間、海外旅行へ共に行くのである。クスリを飲んでいることを隠せるはずがない。
なので正直に話した。
病名を聞かれたけれど、双極性障害といわれても分からない雰囲気だった。当たりまえである。
発達障害といったら「アスペルガーね」といわれたので「それじゃないADHDだ」といっておいた。
場の空気が重くならないか心配だったのだが、そんなことは少しもなかった。
僕の考えすぎだったみたいだ。まあ、うまい具合に進んで良かった。なんだかもやもやしたストレスが発散された気がした。
その後は旅行の段取りをしていた。
旅のプランが徐々に煮詰まってきている。
気がつけば午前10時に会ったのに、午前4時まで話をしていた。おかげで3時間しか寝ていない。
良い友人を持てて幸せだなと、暖かい気分になった。