真実の眼
精神障害とは、何か?
私なりに向き合い、共に生きてきた。
なので、発見はたくさんある。
特効薬は無い
クスリはクスリでしかない。
現在のクスリの使用法は間違っている。
不要なクスリばかりだから。
精神疾患と診断されると、脳内ホルモンを調整するクスリを、治療薬として出される。
抗うつ剤と呼べば一般的だ。
しかし、効き目はなく、あるのは強い副作用だ。
「クスリで治った」
という精神疾患は、疾患ではない。クスリは無くとも治っただろう。
治るべくして治ったヒトを取り上げて「抗うつ剤は有効」としている現状である。数値や確たる証拠は無い。
なぜ治ったか分からないけれど、クスリで治ったことにしている。
だから、クスリは処方される。
精神医学だけ、根拠なくクスリを出す。
脳神経内科となると、ある程度は理論的にしっかりしている。
根拠をもとにクスリを出す。
いろいろな医師に遭ってきた。
内科や外科は精神医学には、一切コメントしない。
「うちは内科なので分からない」と云う。
神経科だと、すこし踏み込む。「精神科の先生と、神経科では考え方は違う」
精神と神経は近い位置にあるから、コメントできるわけだ。
脳神経科は、精神科と非常に似ている。
たとえば、てんかんは脳神経内科、精神科、どちらでも対応できる。
抗てんかん薬で、発作を抑えるのだ。
静岡県へ行けば、てんかんの外科手術をしている。現代医学であるから、脳の異常部位の削除による副作用は低い。
ただ、治療失敗となると、脳への不可逆なダメージになる。
脳の後部、側頭葉型のてんかんに有効性を認めて、手術をしている。
精神外科というものは見たことはない。てんかん手術は脳神経外科の領域だろう。
というわけで、精神医学は未熟といえる。
治せないので、医学と呼んでいいものか。
医師は、勉強し、精神疾患を学び、仕組みを考える。
しかし、確固たる証拠のない治療例と向き合っていても意味はない。
誰一人、精神医学で救われた方はいないのだ。
まだ、全世界の精神科医は治療法を探している段階である。
私の主症状は「頭痛と精神混濁」だ
どちらに対しても効果のあるクスリはない。ロキソニン等とスマトリプタンは効かない。
精神混乱に対しては、抗精神病薬は効かない。副作用だけはある。
モダフィニルという高価なクスリも、いくら飲めど効かない。興奮作用のあるクスリなので麻薬同然にされている。
しかし、自分はモダフィニルは何も感じなかった。高価なだけあって副作用はなかった。
イチバン効き目のあったクスリはルネスタである
睡眠薬を飲んで、意識は整い、頭痛は治り、元気に活動できる。
到底、信じられない。
しかし、よく効いた。発作時に4mg~20mg飲めば、即効で目は冴える。
とはいえ、一日の処方量は3mgと決まっている。20mgとなれば、7倍の数値だ。
超短期型睡眠薬を1日の上限量の7倍服用して、起きていられると感じるだろうか?
自分は通常運転である。眠くも興奮もない。
耐性は付かないから、睡眠薬としても使える。
例えるなら、コントロールを整える潤滑油だ。
と、お話したところで、ルネスタを飲んで活動してはいけない。
睡眠薬を飲んで、出歩く
という行為はありえないだろう。
だから、発作を抑えて元気になるものの、ルネスタによる対症療法はやめた。
アモバンの改良型のお薬なので、多量に飲むと、口内の苦味は強いのもある。
こういう経緯から、もう、現代医学の視点では自分を見ない
いろいろな角度、方向から見ていく。
そうすれば、真実に近づいていける。