Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

図書館とパソコン

はじめに

久しぶりに図書館へ来ている。
絵についての本を見たかったからだ。

近所の図書館は小さいながら融通が効く図書館である。
というのは、僕のリクエストした本をたまに買ってくれる。

このあいだは「マインドフルワーク」という本を買っていただいた。
そしてその本はまだ読んでいない。ココ数ヶ月は本を読める精神状態ではなかった。

 

マインドフル・ワーク 「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える

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だから今日も、借りてじっくり読むということは考えずに、さっと目を通すつもりでいた。

iPad ProとApplePencilで絵を描きたい

鉛筆画、油彩、水彩、イラスト、書道、様々な絵の本がある。これら全てを、僕の持っているiPad ProとApple Pencilは表現することが可能だ。わざわざ絵の具と筆記具、キャンパスを用意する必要はない。

なんとスゴイことなんだろうか。だというのに僕はカンタンなスケッチを書くこともできない。豚に真珠とはこのことである。
なんとかしたい。

iPadをつかった大人のぬり絵

他の本に「iPadで大人のぬり絵を楽しもう」という記事があった。絵を書く友人によると「色で変化で表現するということは、シンプルで楽しい」とのこと。

 

世界一周 ぬり絵の旅 around the world trip かわいい楽しいぬり絵ブック

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 やり方はカンタンだ。カメラロールから好きな写真を選び、Photoshop Expressで白黒に加工して保存する。
後はその白黒になった絵を下地に、色を塗るだけだ。画力は全く必要ない。

で、気になる出来栄えだが、本によると「おどろくほど芸術的に仕上がる」とのこと、これは目のトリックを利用したものらしい。いずれ挑戦してみようと、下地をつくる部分まで、やっておいた。
本を読みつつiPadを取り出して並行作業だ。
図書館でパソコンは目立つけれど、iPadは目立たない。
タイプ音がしないこと、見た目が一枚の板であることが大きいだろう。

パソコン禁止の図書館は多い

机でパソコンを使うことを禁止されている図書館は多い。
そういうところは専用にパソコン室や、パソコン用のフロアがある。
だからフリーライターをしていたころは図書館選びに大変苦労したものだ。
パソコンは何か「異質なもの扱い」されていて、狭いスペースに押し込められたりと、ろくなことがないのだ。
実際、いまだに図書館はフリーのWiFiが飛んでいない。知の平等化を図書館が望むなら、ネット接続環境をつくるべきだ。

iPadは禁止できない

これからiPadのようなタブレットが主体になってくると、そういった規制はなくなるだろう。そもそもパソコンではないので禁止することはできない。
例えばアップルペンシルでメモを取りながら本を読んでいて「パソコンだから、専用のフロアでやってくれ」だなんて、筋違いもいいところ。紙とペンが、電子テクノロジーに置き換わっただけだ。最新技術で筆記の音はせず、消しくずも出ない。
そういった「新しい文化」を認めない図書館はあるのだろうか。そこに文化的という意義はあるのだろうか。
しかし、実際のところ、なかなか受け入れられないような気はしている。

理解が進むのは2020年ごろ

「パソコンを読書用の机で使うのがダメだ」というのは、まあかろうじて「タイプ音がうるさい」だの「本を読む以外の用途はダメです」といった理由でわかる。

けど、タブレットだと話は全く別だ。静かで、本も読めるのだ。本を読みつつ、手書きのメモをしていて注意されるなんて滑稽だ。
なにより、文化を生み出す機械である。パソコンのように「効率よくする」ことに特化したツールではない。

このあたり、国が理解するのは、個人的には2020年ごろかなと予想している。図書館はまだまだアナログな世界なのだ。そして、利権が絡んでいる。