Bipolar Disorder Of Life

躁鬱病(双極性障害)患者が日々を綴ります。連絡はTwitterまで!返事は必ずします。Twitter@hattix0828

中島らも「心が雨漏りする日には」

はじめに

中島らも「心が雨漏りする日には」を読んだ。彼の躁うつ病エピソードをネタにしたエッセイ集である。
僕は躁うつ病なので他人事ではない。ただ、違うところがひとつある。彼は天才だけれど、僕は凡才だということだ。

書くことが決まっているという凄さ

本の中にはたびたび「書くことは決っているけれど、原稿用紙に書いていく田植えのような作業が嫌いだ」といったことが書かれている。
これはもうすごいことである。書くことが頭で整理されていて、あとは書くだけ。でも原稿用紙に鉛筆で書くのが嫌。だから酒を飲む。酔わないと書いていられないといった具合なのだ。僕なんかは書くことを考えるのに苦労している。
もし、中島らもがパソコンで原稿が作れる時代の方なら、大ヒットしていただろうと思うし、長生きもしたのではないかと思う。

躁転エピソードが面白い

内容はとにかく面白い。病気でないヒトでも面白いのではないだろうか。躁うつ病の当事者が読むとツボにハマること間違いなし。

キレイに躁転しています。またそれが華やかな仕事をしている天才タイプの方だから、エピソードが面白いのなんの。職場で思い出して吹き出しそうになるくらい面白い。

気になっている本がある。
マインドフル・ワーク―「瞑想の脳科学」があなたの働き方を変える
という本だ。かなり欲しい。しかし高い。Kindle価格で1,620円もする。僕は500円前後のものしか買わない主義である。なので、近くの図書館に買ってくれとお願いしようと考えている。

中島らもが服用していたクスリと副作用


中島らもの話に戻る。
彼は飲み続けていた抗精神病薬の副作用で慢性的なインポテンスと視力低下に悩まされていた。服用していたクスリの一覧を以下に書く

・セレネース 精神安定剤
・ウィンタミン メジャートランキライザー
・テグレトール 抗てんかん薬
・アネキトン  アカカジア止め
・イリビタン 抗躁剤
・ピレチア 鎮静剤
・ロヒプノール 睡眠薬
・プルゼニド 便秘薬
・酸化マグネシウム 下痢

すさまじい量である。僕の場合

・セロクエル 非定型抗精神病薬
・エビリファイ  非定型抗精神病薬
・デパス 精神安定剤
・ストラテラ 注意欠陥多動性障害(ADHD)の薬
・ロヒプノール 睡眠薬

これだけである。
中島らもはクスリを完全に断ったと書いている。視力が回復してきて、インポが治ってきたらしい。副作用ってすごいものだと感じた。
ただ、躁転のリスクがあるので、そのことは気にかけていた。晩年はどうやっていたかは知らない。

抗うつ剤を飲みたいと思う

僕は正直、抗うつ剤が飲みたいときがある。飲むと軽躁か躁に転じるのはわかっているのだけれど、躁の時の万能感もなかなか楽しいものだ。
まあ、まわりに迷惑がかかるので、躁転はいけないことなのだが。



躁うつにもいろいろある

躁うつ病にもいろいろあって、躁が強いタイプや、鬱が強いタイプが存在している。僕は鬱よりで、ながくプチ鬱安定の生活を送っている。最初は、プチ鬱で悶々としていて嫌だったけれど、慣れればいけるものだ、就職もできた。
このようにブログも続けられている。
クスリのおかげで、ちょっとのことではブレない。躁にも鬱にもいかない。フラット〜プチ鬱の範囲で揺れている。
この現状維持を1年間は続けたい。そのために生活サイクルやストレスの処理に気をつけている。
ただストレスの処理、発散は苦手な部分だ。スポーツをまるっきりしないので、体を動かして発散することはできていない。



プールへストレス発散に行く

そういえば、満を持して、日曜日にプールへ行ってきた。
着いた時間はオープンから30分経ったばかり。しかしクルマで駐車場は満杯。嫌な予感がした。
プールに入ってみると案の定、夏休みの家族連ればかりで、満足に泳ぐことができない。まっすぐ泳いだらヒトに当たるのである。
しかも、痰のようなものがところどころに浮いている。僕は萎えた。
10分泳いだだけで帰った。


創造することで快楽を得る

僕はブログを書くことでストレスを解消する術を身につけようと思う。何かを創造することで快感を得るのだ。
中島らものような天才的な発想力を欲しいと思った。

 

心が雨漏りする日には (青春文庫)

心が雨漏りする日には (青春文庫)