Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

ネット上に答えがない問題

肩が痛い。神経痛だ。原因は頚椎らしい。治療法はないからうまく付き合っていくしかない。首や肩が痛くなると連動して頭痛も起きてくる。
ロキソニンを飲み、仕事を乗りきった。

仕事を終えて、ここからが本番だと気合を入れた。
プライベートな時間を充実させようと最近は考えている。創作活動(執筆、作曲)にチカラを入れたい。

クリエイティブな作業は、集中するとかなり楽しいことが分かった。生きる楽しみを感じる。どちらもパソコンでできる趣味だからギークな僕にはピッタリの趣味だ。

夕食をとっているときに、テレビでJAXAの宇宙飛行士のかたがインタビューを受けて、こう語っていた「嫌なことをどれだけやったかが後々に生きてくるんだと思います」という。
「嫌なこと」とは宇宙飛行士の勉強は訓練のことなのだけれど、僕は違和感を感じた。”それは嫌なことじゃないのではないか”と。
嫌なことをずっと続けたら、精神がボロボロになるだけだと思うのは僕だけだろうか。

じゃあ、面白くもない仕事を辞めずに我慢して40年頑張ったとして、楽しい人生だったといえるのだろうか。
そのかたは「憧れの宇宙飛行士になれた」と最初に語っていた。だから嫌な仕事も苦にせずできるだろう。努力することと、嫌なことをすることは意味が違う。
なんともアホなコメントだと思った。

夕食後しばらくして、MIDIキーボードが届いた「AKAI MPK mini」というもので、コンパクトな本体に25弦キーボード、8つのパッド、8つのノブがついている。キーボードはアルペジエーター付きだ。これをiPadへ繋げばコントローラーとして使える。給電は不要でiPadの電力で動き、ケーブルとアダプタだけで繋がる。まさにiPadにピッタリのMIDIキーボードといえた。

ところが、音が鳴らないのである。ドラムパッドが反応しない。この問題を解決するため、Google先生に聞いてみた。
しかし、答えが出てこない。iPadでMIDIキーボードを使う人口が少なすぎて解決例がないのである。MIDIキーボードの発売年が5年前という理由もあった。その当時ではiPadのDAW(作曲ソフト)は皆無だったのだ。

MIDIキーボードのマニュアルを読むが、用途が特殊(iPadでの使用)なので、解決の糸口になるようなことは記載されていない。
勘で解決させるしかなかった。聞くツテはあるのだけれど、初歩的な問題かと感じているし、曲を1つしか作ったことがないのだ。ヒトを頼る気になれない。
家にあるWindowsパソコンに繋いだり、MacBook Airに繋いだりして内部の値を変更していた。こういったコントローラーは実にハイテクに作られていて、専用のエディタを使えば、パッドの動作を決めるMIDI信号を変えることができる。このパッドを叩けば”ファ”の音が出るといった風にだ。
あとはiOSのDAW(Korg Gadgets)のドラムマシンがどの信号で鳴るか分かればいい。しかし、それが全然分からないし、マニュアルに記載されていなければネットにもログはない。自分で調べるしかなかった。

長い時間をかけて、作業は終わりをむかえた。地道な努力の結果だ。MIDIキーボードは立派に音が鳴るようになった。
iPadのDAWでMIDIコントローラーを使うという行為はまだまだ新しく、情報が少ない。
「これは、まずは自分が情報発信しないとな」
と、自然にそういう気分になった。
睡眠時間を削り「iPadでの音楽作成」のブログを立ち上げていた。

今の時代、ネットに解決方法がないというのは、問題を抱かえている方には不安でしょうがないことだ。僕と同じようなことをしようとしているヒトへ情報を発信できればよいなと感じた。

 

AKAI professional アカイ / MPK mini MK2 MIDIキーボードコントローラー AP-CON-026

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