Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

スタンディングデスク

椅子を換えた。3,000円のものから15,000円のものにした。
世の中のブロガーは、よく椅子について書いている。ライターの本にも椅子はいいものをと書いてあった。アーロンチェアという椅子がよくオススメされているが、高すぎる。16万円もする。
なんというものをすすめてくるんだと思う。

アーロンチェア

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僕が3年くらいつかった椅子は、買ったときから不良品だった。
まず肘掛けの高さが両方で違う。1センチ以上ずれている。
そして尻の部分。
なぜかネジの頭がある。
尻にそれが当たって痛い。だからクッションを常に敷いていた。ひどいものである。
近所の同級生の親がやっている個人店で買ったので、苦情をいうのもめんどうであった。
そんな愛着のまったくない椅子とやっとおさらばできる。思えばいままでよく耐えてきた。
新しい椅子は合皮張りだ。本皮張りの椅子はさらに高かった。革が破れるまで使おうかと思う。

今、器用なことにLINEをしながら、音楽を聞いてブログを書いている。LINEの呼び出しがくる度に思考を切り替えなくてはいけない。なんとか書けているけれど、やはり集中力の分配が難しい。
だから今回のブログはスカスカかもしれない。だったらごめんなさい。

面白いオフィスのスタイルがある。スタンディングデスクというものだ。
デスクの高さを上げて、椅子をおかないという発想だ。僕はこのスタイルに賛成だ。
立ちっぱなしである分、運動不足が解消されるらしい。慣れると足はそんなに疲れないようだ。
IKEAでスタンディングデスクを販売しているようだ。僕はIKEAに行ったことがない田舎者なので買うことができない。

スタンディングデスクを使っている代表的なものに確定申告のパソコンがある。
確定申告へ行ったことがないヒトのために説明すると、20コくらいのパソコンが立ったまま操作ができるような高さの机に置いてある。皆立ちながら自分の確定申告を入力していく。

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僕は確定申告のバイトを2年間やったことがある。パソコンが置いてあって入力するのだけれど、そのやり方をサポートする仕事だ。1ヶ月だけの仕事なので専業主婦が多い。その中に僕のような貧乏ライターが混ざっていた。
一年目は完全に躁転していた時期に仕事をしていて、コミュニケーションを活発にとっていた。
確定申告へ来たヒトが持っている本が面白そうだったので、話を聞いたりしていた。「これが物理学だ! 」という本だった。他にも定年退職して海外旅行三昧のおじさんにオススメのリゾートを聞いたりしていた。

オススメのリゾート地、穴場はカナリア諸島らしい。なるほど、あまりヒトが行ったと聞いたことがない。後は東南アジアでは肩がけのウエストポーチは前にポーチを持ってくるようにと、念を押された。かっぱらいに遭うらしい。
そんな感じで、ヒトと喋りながらのんびりやっていて楽なものだった。

2年目は鬱の時期だった。明らかにテンションが低い。ヒトとコミュニケーションをとる気にならなかった。同僚と少し話すくらいだ。だから話をしたという記憶がない。その変わり美術家の青年と仲が良くなった。


美術家ほど知性的な職はないと僕は感じる。その青年はシェアハウスを開きたいといってプロジェクトを立ち上げていた。僕も少し足をつっこんだけれど、鬱のために間もなく距離を置くようになった。
今でもSNSで繋がってはいるけれど、直接会うことはもうないのではないかと感じている。

僕は新しい書斎はスタンディングデスクにしてみたいと思っている。それにはIKEAに全国展開してもらうしかない。ニトリIKEAで熾烈な競争をしてもらい。お値打ち価格でデスクを購入したいものである。