過眠症対策の服薬スケジュールを作った。特発性過眠症について
はじめに
僕は過眠症の症状がある。発作的に襲ってくる特発性過眠症に罹っている。
●●大学睡眠外来に通って、SAS(睡眠時無呼吸症候群)だと分かり、対処するものとして、睡眠時に装着するマウスピースを作ってもらった。
日常の過眠発作は検査入院時に発作がなかったために、認めれらなかった。
マウスピースの効果はあまりないけれど、良質な睡眠にはなっているそうだ(検査で数値はよかった)
現在、モディオダールを処方されている。
しかし、モディオダールでは過眠発作を抑えきれない。
今回は自分なりに行きついた「過眠発作を起こさせない服薬スケジュール」を書き残しておきたい。
お薬の説明
まずは服薬に使うクスリの説明だ。
- エビリファイ
脳内の神経伝達物質であるドパミンなどの受容体に作用し、幻覚・妄想などの症状を抑え、不安定な精神状態を安定させるとともに、やる気がしない、何も興味が持てないといったような状態を改善させます。また、抑えることのできない感情の高まりや行動などの症状を改善します。 通常、統合失調症の治療、双極性障害における躁症状の改善、うつ病・うつ状態の治療、小児期(原則として6歳以上18歳未満)の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の治療に用いられます。
- ストラテラ
脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質を調節し、不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善します。 通常、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に用いられます。
- イリボー
遠心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって下痢を改善し、求心性神経のセロトニン5-HT3受容体に拮抗することによって腹痛を改善します。 通常、下痢型過敏性腸症候群の治療に用いられます。
- トラゾドン
セロトニンの再取り込み阻害作用を示し、抗不安・鎮静作用により、ゆううつな気持ちや落ち込んでいる気分をやわらげます。 通常、うつ病・うつ状態の治療に使用されます
- エチゾラム
視床下部や大脳辺縁系のベンゾジアゼピン受容体に作用し、神経の過度な興奮を抑える物質(GABA)の働きを高め緊張や不安を和らげるほか、脊髄反射を抑え筋肉の過度の緊張をとり、筋肉のけいれんを抑えます。 通常、神経症、うつ病、心身症(高血圧症、胃・十二指腸潰瘍)における不安・緊張・睡眠障害や統合失調症における睡眠障害、頸椎症、腰痛症、筋収縮性頭痛における不安・緊張・抑うつ・筋緊張などの改善に用いられます。
- ルネスタ
睡眠に深く関わるGABA受容体へ作用することにより、寝つきをよくし、眠りを持続させる働きがあります。 通常、不眠症の治療に用いられます。
- シネメット
脱炭酸酵素を阻害して脳内へ効率よくドパミンを送り、脳内の不足したドパミンを補い、パーキンソン病の症状を改善します。 通常、パーキンソン病やパーキンソン症候群の治療に用いられます。
- モダフィニル、モディオダール
脳の働きを活発にして、覚醒を促す作用があります。 通常、ナルコレプシー、または持続陽圧呼吸(CPAP)療法などによる気道閉塞に対する治療を実施中の閉塞性睡眠時無呼吸症候群に伴う日中の過度の眠気の治療に用いられます。
太字のクスリは処方されていないもの
服用スケジュール
時間 | 飲むクスリ | ねらい |
---|---|---|
朝食後 | イリボー、トランゾドン、エビリファイ、ストラテラ40mg、エチゾラム0.5mg、シネメット50mg、モダフィニル100mg | モダフィニルとシネメットとストラテラによる覚醒、エチゾラムによる抗不安作用 |
AM10:00 | ルネスタ3mg | 空腹時に飲むことで抗不安作用を与える |
昼食後 | トランゾドン、エチゾラム0.5mg、シネメット50mg、モダフィニル100mg | モダフィニルとシネメットによる覚醒作用とエチゾラムによる抗不安作用 |
PM3:00 | ルネスタ3mg | 空腹時に飲むことで抗不安作用を与える |
夕食後 | トランゾドン、エビリファイ、ストラテラ40mg、エチゾラム0.5mg、シネメット50mg、 | シネメットによる覚醒、エチゾラムによる抗不安作用 |
PM8:00 | ルネスタ3mg | 空腹時に飲むことで抗不安作用を与える |
変わっている部分
変だと感じたハズだ。
睡眠薬のルネスタを抗不安剤として使ったり、パーキンソン病のクスリを覚醒に使用したり。
これは僕のオリジナルの調合であって、医師や薬剤師には相談しない。反対されるので。
しかし、これで特発性過眠症過眠の発作はかなり減るだろう。
また効果を追って書くつもりだ。