Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

期待と躁転のジレンマ

仕事の姿勢について怒られる

本日は朝っぱらから感情的に怒られた「そんな仕事の姿勢でいいんですか、もっと積極的にやらないとダメなんですよ!」というふうに。
どうやらもっと熱血に仕事をしろということらしい。

熱血は躁転の危険性があるのではないか

僕も別にこの上司が嫌いなわけではないから、熱血に取り組みたい。
だがしかし、主治医から「調子に乗らないように」と、釘を刺されている。
僕は、周囲に伝わるほどの熱血な仕事ぶりは「調子にのりすぎ」なのではないかと危惧しているのだ。

念のために説明をする

怒られてもそういった理由があるわけだから、当然説明をする。
「主治医に調子に乗りすぎないようにと言われているので、状態を見ているところなんです」
「バカなことをしなければいいんじゃないの」
「上がりすぎてストンとうつに落ちるという病気なんです」
ここで仕事が忙しくなり話は途切れた。

オープンという環境だが、障害を盾に仕事ができないとは言いづらい

オープンで仕事をしているのだから、これくらい言って当然だとは思う。しかし「もっと積極的に働け」と言われるのは、何か考えさせられる。
そのコトバに同調しながらも、「双極性障害のために状態を観察している」と主張するのは、なかなか嫌なものだ。

躁転ほど最悪なものはない

しかし、躁転するともっと最悪だ。躁病は危険をはらんでいる。つまり、危険性が高い。
ちょっとしたことでブチ切れたり、一気にうつに落ちる可能性がある。職場をおもいきりかきまわすかもしれない。
となると、仕事などやっていられない。待っているのは失職である。

僕らはとにかく平穏に暮らさなければいけないのだ。熱血なのはピンポイントだけでいい。

僕の仕事ぶりへの期待の空気を感じる

期待されている空気を感じるようになってきて、どこまで仕事にウェイトをかけられるか問われる時期にきている。期待を裏切ったとしても「仕事を辞める。できなくなる」よりはお互いに不利益が少ないので、評価は低くなったとしても任期を健康に勤めあげることを優先しなければならない。
だから僕は、常に落ち着いていることが重要といえる。
尻をムチで叩かれても、うまくスルーして実力のコントロールをしなければならない

期待に応えたいけど

ここで問題になるのは、職場の人々は、皆素晴らしいヒトたちだということだ。尊敬できる部分を各自持っていて、僕には輝いてみえる。
できれば同じように働きたい。さらに、仕事のクオリティで負けるとは思わない。素晴らしい仕事をする自信はある。
だが、躁転しない自信はない。
なんて哀しい状態なのだろうか。

叱られることは幸運である

叱られたことは幸運だと思う。もう自分は34歳である。ほったらかしにされてもおかしくない年頃だ。未熟な部分を客観的に指摘してもらうことは大きな意味がある。
社会集団のなかで調和のとれた人柄になるためには、叱責に対して、素直に訊くことが大事だと思う。

僕は訊いて、どうすればいいのかわからない。