意識高い系を憎むヒトたち。精神病のヒトは意識をどのレベルに合わせればいいのか

朝の7:30からスターバックスコーヒーで作業をはじめる。
iPad Proとデジタル一眼レフを出して早朝のヒトがいないスタバを撮影しては、その美しい空間を眺めていた。

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こういったことをしていると、世間では「意識高い系ｗｗｗ」と陰口を叩かれることがある。
スタバでMacBookやiPad Pro等を持ちだして作業をしていることに対して言われることである。
逆に、紙とペンだと何も言われない。

具体的には以下のように言われる。

昨日、テレビで｢スタバでMacの意識高い人特集｣なんぞやっていたが、どう見てもスタバに行かなきゃ何にも出来ませんと言う程度の集中力と能力と精神力しかありませんよと言う意識レベルの低さしか感じなかったな
— ゆきちゃ (@yukicha_express) 2016年2月21日

当人のやるべきことはやらないままに好き勝手言ってたもんなすごくいい気分だっただろうななんで他人がそれについて怒ってるのかも理解する気はないみたいだしそのままの人格形成の過程で結論をいうと意識高い系は一生スタバでマック叩いて死んでいけ
— 手鞠麩 (@fukinotou0) 2016年2月24日

朝から高尚なことを言ってみようかと思ったが、何も出てこなかった。
意識高い人たちが、どうやって我々凡人とは比べ物にならない高い視点でこっ恥ずかしい意見を垂れ流せるのか、スタバにでも行けば答えは見えてくるのだろうか？
— ラグランジュ金剛 (@Lkongo) 2016年2月24日

スタバでMac使って「俺かっけー」してるめちゃくちゃダサい意識高い系大学生が多発してるせいでMacの印象最悪やからその他で良いやつを見つけたいですな
— いとうさん (@kenya_o1021i) 2016年2月27日

スタバの窓際でMac弄ってる意識高い人たちは国際交流の名のもとでインドに旅行して変なもの食って下痢で死ね
— ふぁいぶ (@Another_Five) 2016年3月9日

なんと、スタバでMacBookを使っているだけで「死ね」とまで言われている。

ということは、僕に対して「死ね」と公の場所、ネットの場所で言っているわけだ。そう僕は捉えられる。

そういった悪意に対して僕が思うのは「気の毒に」という一言か「憐れなものだ」という感情だ。

興味深いところで、「自分は意識低いのでほうっておいて下さい」とブログを書いているヒトもいる。

スタバの話は出てこないのだけれど、要するに「一生平社員でプライベートに時間を割きたい」と言っている。

このエントリーに多くのブックマークがついているのは、それだけ共感者が多いということだろう。

僕はもちろんだが、こういった「意識低いので、仕事も給料以上のことはしません」といった利己的な考えには共感しかねる。ましてや口にするなど、自ら人格を否定するようなものだ。

意識の高低に興味はないが、共感できるのはこういった内容である

僕の考えでは、「意識高いｗｗ」といえるヒトは、もれなく全員「足を引っ張り合って人生を終える」と認識している。

僕もヒトのことを言っては居られない。精神を病んだ原因のひとつに「自身の意識の低さと、それによって集まる人間関係」があった。

それはそうだ。僕の居た世界は足の引っ張り合いなのである。強く足を引っ張られて、精神病という地点へ着いた。

何も病気を治すために「意識を高くしよう」とはいわない。

僕のいいたいことは「意識の高低を考えない」ということだ。自分は意識が高いとか、低いとか考えないことだ。

意識の高さはどうでもいい。

ただ、ネットに溢れる「意識高い系を嘲笑う」という風潮にのってはいけない。

そうなれば、あなたは、あなたを嘲笑う人間に出会うことになるだろう。

Sunny Sometimes Bipolar Disorder