海外旅行にあると便利で安心。海外旅行保険が付く年会費無料のカードを3つ紹介する
海外旅行にはクレジットカードは必須アイテム
僕は今夏、タイ、バンコクへ渡航する。
海外旅行へ行くにあたって、クレジットカードは最重要されるアイテムだ。
理由は
- 海外旅行保険に入れる。無料なので保険掛金の節約になる
- ショッピングに使える。持ち合わせのないときに役に立つ
- 現地通貨でキャッシングができる
- 身分証明書として使え、保証金として預けたりと、必要な場面がある。
- カード会社別に海外旅行サポートデスクがある。
といった5点、注意したいのは、カードショッピングは先進国以外では手数料を2〜5%取られるので、お得感は少ないということ。
海外キャッシングは翌月に一括払いすることで利子を最低にする。そうすることで、国際キャッシュカードで預金を下ろす場合と同等かそれ以下に手数料が抑えられるために有効だ。
といった特徴がある。
いずれにせよ便利なものには違いがなく、旅行を計画するなら作成しておきたい。
カード会社別に3つのクレジットカードを作成するのがオススメ
カード会社を使い分ける
国によって使えるカード会社が違う。
日本でさえ、例えばコストコではAMEXしか使えなかったりする。
なのでここは3つの異なるカード会社(VISA、JCB、MasterCard)さらに海外旅行保険付きのカードを作るといい。
具体的には
- オリコ iBカード ー VISA
- JACCS 横浜インビテーションカード(ハマカード) ー JCB
- 楽天カード ー MasterCard
の3種類がオススメだ。
年に一回の使用で年会費無料になるiBカード
年会費無料と書いたけれど、iBカードは年に1度の使用が年会費無料の条件である。ジュース1本でもよい。このあたりは覚えておきたい。といっても年会費は1,500円程度だ。
シンプルで唯一のデザインと電子マネーとのコンピ
iBカードは非常に優れたデザインだ。シンプルで美しい。機能的にも最高の性能があって、電子マネー(iD、QUICPay)を標準装備している。日本国内ではコンビニや大手スーパー等、使える場所が多数ある。
メインカードをiBカードへ変更するという選択肢
なので、ここはメインのカードをiBカードへ切り替えるといい。デザイン性の高さから、どこでも気兼ねなく使えるだろう。
すると、利便性も美も兼ね備え、加えて海外旅行保険付きとなって安心感も抜群だ。不普及率の高いVISAなので出番は高い。
持っておいて損はないハマカード
横浜インビテーションカード(ハマカード)は年会費無料だ。
それなのに、有料カードと変わらない(iBカードと同じ金額)海外旅行保険が付く。
医療費の保険はカード会社の重ね掛けが効くので、持っておいて損はない。
このカードはJCBを選ぼう。
楽天カードは海外旅行保険は利用付帯
楽天カードはMasterCardを選択する。これで3社が揃って、海外旅行保険も3つになり、安心感は抜群だ。3つの柱である。
利用付帯という点に要注意
しかし、注意したいのは、楽天カードは海外旅行保険が利用付帯ということである。
空港までの公共交通機関の支払いを楽天カードで済ませる必要がある。
具体的には以下、なお、海外への渡航費用の支払いではダメ。
渡航前の国内の移動で、空港へ行くまでの移動手段での支払いが原則だ。
公共交通機関を使うために、わざと遠回りしたり、もしくは寄り道をしてもダメ。このあたりシッカリと頭に入れておきたい。
適用される公共交通機関料金
- 電車 OK
- バス(時刻表があるもの) OK
- バス・電車などの回数券やプリペイドカード購入 OK
- タクシー OK
- 船舶(時刻表があるもの) OK
- 航空券(時刻表があるもの) OK
- 燃油サーチャージ代 OK
- 航空機の座席のアップグレード代 OK
適用されない公共交通機関料金
- 高速道路代 ×
- 空港駐車場代 ×
- レンタカー代 ×
- 空港利用税 ×
- 航空券の発券手数料 ×
- マイレージの交換手数料 ×
- 飛行機チャーター料金 ×
- ホテルのシャトルバス ×
海外旅行保険のいいところ
海外旅行保険は大きく盗難保険、賠償保険、医療保険で成り立っている。
- 盗難保険 ー 所持品の盗難を補償してくれる。他には故障の修理費用も対象となる。
- 賠償保険 ー 偶然な事故によって、他人にケガをさせてしまったり、他人のものを壊してしまった。そんな時の損害賠償金を補償してくれる。
- 医療保険 ー 死亡保険金は重複しないが、医療費はカード毎に重複する。つまり、複数枚のカードで補償額は上乗せできる。
安心を手に入れよう
これだけの安心を無料で手に入れることができるのは大きい。安心感は何にも代えがたい。
上記の3つのカードは補償金額はトップクラスの3つだ。なので合わせて医療費は限度額600万円になる。細かい数値はそういったサイトがあるので調べてみるといい。(アフィリエイトサイトだらけで、分かりにくい表記なところが多い。誘導もあるので、注意して調べること)
タイはVISAとMasterCardで基本的にはいいようだ
とはいえ、3つと2つでは大分違う。分散して持っておいてもいい。万が一のため靴に忍ばせておくぐらいでもいいと僕は思う。
3つの会社が海外旅行のサポートをしてくれる
連絡先を把握しておく等の手間は増えるけれど、必要な手間であって、面倒と思う必要はない。
ホテル等の割引があったりと活用の幅はありそうだ。
しかし、無理に使うことのないようにしたい。ついつい誘惑に負けてしまうことがあるので、カードの使用はくれぐれも慎重にいこう。
タイの王宮めぐりで必要となるクレジットカード
ワット・プラケオではドレスコードのために服装の貸出をおこなっている。
王宮なので、ある程度の正装が必要というわけだ。
この時、担保としてクレジットカード又はパスポートを預ける必要がある。
海外旅行保険は90日の間、適用される
そんなロングバケーションに行くヒトはそうはいないと思うが念のために書いておく。バックパッカーがここを見ている可能性もあるだろう。
長期の出張のビジネスマンもいるかもしれない。
保険を活かした長期旅行なら90日間、およそ3ヶ月が目安になる。
カードのスキミング等、悪用に注意
カードはしばしば悪用される。暗証番号を入力するときは必ず片手をかぶせて隠すようにしよう。どこから覗かれているか分からない。
盗難や不正使用は保険が効くものの、保険金申請には非常に手間がかかる。
現地警察に届け出は必要だし、とにかく面倒である。
しかも、地域によっては被害届を受理しない警察もあるくらいだ(以下参照)
カードショッピングをしたら、その場で確認する
カードを切ったら、レシートをみて、すぐに明細と金額を確認すること。
違っていたら再度処理をしてもらおう。
何度も言うけれど、保険の適用には様々な手続きが必要で面倒だ。
「ショッピングプロテクションがあるから大丈夫」なんて思わないこと。
海外旅行保険は最後の砦。できれば使わないようにする
最後にこういったことをいうのは、やや心苦しい。けれど、他人に迷惑をかけないためにも、保険を使うことを念頭にしてはいけない。
危険は避ける努力をして、注意深い行動をこころがけよう。
けれど、不安を感じるようならば「保険があるしいいや」と、気持ちを切り替えるのは全然アリだ。
不安と共に旅をするなんて、楽しみは無いに等しい
バンジージャンプをするのに「怪我をしたら500万円では済まないな」と考えても仕方がない。不安は必要ないのだ。
もっともバンジージャンプでは保険金は下りないだろう。危険な行為を自らおこなって怪我をしても保険金は下りない。
それでは、安心と共によい旅を
本記事が役に立てば幸いである。
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