Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

「あなたのためを思って」「おまえのために」という語句に違和感を感じる

あなたのためを思ってという前置き

「あなたのために思って」という前置きをしておいて話しをする場合、それが他人の話であれ、自分に対しての話であれ、聞いていて不思議に感じる。

善意と結びつけて価値観を話している

というのは、価値観の違いを話しているからだ。シンプルに考えれば「それはよくない。こうあるべきだ」という一言で済む。
それが何故か「あなたのためを思う」と、善意と結びつけて表現される。

言葉を付け足す必要はあるのか

本当に「そのヒトのためを思って言う」のであれば、果たして「誤解のないように言っておくが、君のためを思って言っているんだ」という言葉を付け足す必要はあるのだろうか。

僕はそうは思わない

僕はそうは思わない「あなたのためを思って」という善意は、混じりけの多い善意だからだ。
余計なお世話なのである。他人は言ったことに責任をとってはくれない。
全ては決断をした自分に責任がある。

大切に思っているヒトを変えようとは思わない。自分を変える

本当にそのヒトのことを思っているならば、決断に対しての介入を避ける。
ヒトを変えようと思わず、自分の受け皿を増やそうと努力する。
自分を変える方向へ意識は向かう。
努力をして変わっていき、広い価値観で物事を捉えられるようになるはずだ。
そして、関わってくるヒトへ影響を与えて、自然にいい方向へ変わっていく。

尊敬を感じない言葉である

つまり、リスペクトを感じない言葉である「他人の個性を尊重して、人格を大切にする」というニュアンスは全く感じられない。
ところが言葉上では「あなたのためを思って」と善意をまとった意味合いになる。
これは「今から嫌なことを言うが、あなたのためだから」という、エゴの押し付け、そこから生まれる不快感を隠す保険としての言葉になる。

口にしたくない言葉

僕の感じた違和感の答えはこういったものだったのだ。
聞き飽きた言葉なだけに、どういったことに違和感を感じていたのか知りたかった。
自分では決して口にしたくない言葉だ。
真っ直ぐに意見を伝えたい。