Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

病気を打ち明けるということ

タイへ友人と2人で旅行へ行くことになった。
旅行期間は7〜10日間。一緒に行く友人は僕の病気のことを知らない。

僕はあまり乗り気ではなかった。けれど、職場へ長期休暇の希望を伝えるとあっさりOK、そして主治医にも旅行してよいか尋ねたら「いいよ」との答え。別の友人に(病気のことは隠して)訊いてみたら「それは行くべきだ」との返答。

断る理由は何もなかった。今日返事をした。

長期の旅行になるので持病のことは伝えなければいけない。それとなく匂わせているのだが、ハッキリとしたことは伝えきれていない。

言いたくないのだ。できれば自分の心のなかへ閉まっておきたい。だがそうはいかない。
できるだけ早い時期にしっかりと告白しようと考えている。

いままで、精神病のことを友人に伝えて、いい感触があったことがない。これは僕の勘ぐりすぎなのかもしれないが、大抵、戸惑った反応をみせる。いわゆる「引かれる」という感じだ「それ以上は聞きたくない」という雰囲気になって場が重くなる。

けれど、僕ももう34歳、友人は中学からの同窓である。歳をとった。そろそろ複雑な事情も飲み込めるようになっているかもしれない。

説明の仕方をいろいろと考える。具体的に説明しても分からないだろうから
「細かくは言わないけれど、毎日クスリを飲んでいる。眠るときも睡眠薬がなければ寝付けない。発作(不安障害等)が起きたら頓服を飲むこともある。覚えておいて欲しい」
と、抽象的な表現で「クスリを飲む病気を持っている」ということだけを伝えて、できる限り重く考えさせないようにする予定である。

あれこれと面倒だったら「てんかんのような病気」と例を挙げて伝えることを検討中だ。てんかんとは全然違うけれど、クスリは同じだ。抗精神病薬は抗てんかん薬でもある。

とにかく「躁うつ病」ということを伝えようと思わない。理解はされないだろう。家族でさえ理解できていないのだ。

精神の病気は複雑な問題を引き起こす。
今回の件もそうだ。

友人とは、いつもと変わらない付き合いをしていきたいので、重く受けとめられないような説明を考えていきたい。