MNPで70,000円
ベタナミンのおかげで朝から眠気はない。ただ、腸からの吸収になるので効果があらわれるのが遅い。服用後2時間くらいしてから効いてくる。
ベタナミンは抗うつ効果がわずかだけれどある。こういった場合、 僕ら双極2型障害患者が気をつけるのは躁転だ。
調子が良くなりすぎないように気をつけないといけない。
躁うつ病での精神状態の管理はうつの時のほうがカンタンだ。動けないから何もできず、寝ているしかない。
問題なのは、躁のときである。元気なので病気を軽視する傾向がある。
僕も念を押されたが「元気になったからといってクスリをやめないように」と主治医にいわれた。いまのところクスリをやめる気はない。
僕は一生付き合うつもりでいる。
スマートフォンをMNPして格安SIM「Dmmモバイル」へ乗り換えることにした。
なんだかんだ手続きしていたら、結果として70,000円かかっていた。詳細は以下である。
- AU解約金 4,000円(障害者割引)
- 未支払いの機種代金 8,000円
- MNP手数料 3,000円
- Dmmモバイル新規契約手数料 3,000円
- iPhone5s Simフリー 64GB ゴールド中古 52,000円
新しいデバイスを買ったからといって、こんなに出費をしていたのでは、節約になっているのかどうか怪しい。
ちなみに今の機種はAUのiPhone5s 32GB、これをSIMフリーのiPhone5s 64GBへと換えただけになった。
驚くのはiPhoneの値段だ。SIMフリーというだけでかなりの金額である。
2年前の機種なのに、現行AndroidハイスペックモデルのNexus 6(SIMフリー 64GB)と同じ価格がする。
新しいもの好きなので、Nexus 6にしようかどうか悩んだけれど、結局はデータの移行や使いやすさの点からiPhoneにした。使い慣れているから操作に戸惑うことはない。
AUのiPhone5sはGEOが19,800円で買い取ってくれるようだ。ヤフオクで売っても23,000円くらいなので、手間を考えるとGEOに売ったほうがいい。
これでめでたく、3大キャリアから縁を切ることになった。僕の月々の電話代は2,680円になる。通話ができて、SMS、7GBの高速データ使用プランだ。ちなみにDmmモバイルはMVNOの中では一番価格が安い。
初期費用こそかかったものの、維持費用は安いので安心である。テザリングも可能だ。SIMフリーなので何も気にしなくていい。
これから11月にかけて忙しくなりそうだ。大きな出来事が3つある。
- クスリが増量されて眠気がなくなった。
- スマートフォンのキャリアを乗り換えた。
- 新しくクルマを買う。
来月には生活がいくらか変化しそうな予感がする。
こういった転機に、躁うつの波を重ねないようにしたい。
つまり、躁転に注意ということだ。
仕事帰りにベタナミンを取りに行く。このリズムでいけばいろいろできそうだ。
快調というより「やっと普通レベルの生活ができる」と考えている。