Bipolar Disorder Of Life

躁鬱病(双極性障害)患者が日々を綴ります。連絡はTwitterまで!返事は必ずします。Twitter@hattix0828

中枢神経刺激薬「ベタナミン」

午前中の眠気が改善される様子がでてきた。
今日はベタナミン(ペポリン)を処方されて初めての午前中をむかえる。
ベタナミンは中等度の中枢神経刺激薬だ。覚醒作用があって。覚醒の薬効はリタリンより低い。
主にナルコレプシーと、ADHDの治療、抑うつ状態の意欲低下に用いられる。
効果方法はドーパミンの再取り込み阻害を作用機序としている。このあたり、近年の抗うつ薬と同じだ。再取り込み阻害の脳内物質がセロトニンかノルアドレナリン、ドーパミンかといった違いでしかない。

少し調べた程度なので、よく分からないけれど、近年ではめったに処方されないクスリのようだ。肝毒性が高いとの評価があるらしい。
僕には毒にはならず、クスリになってほしい。

朝食後に10mgを飲む。最小容量だ。先生いわく「少ないから効かないかもしれない」といわれた。
クスリの効きめを注意深く観察していた。
ウィキペディアには「効果は初回投与後2〜3週間経ってから現れる」と記述してあった。

しかし、今日は眠気はわずかだけれど軽い。効き目がある。プラセボ効果なのだろうか。頭の回転がしっかりしていて、自我を保つことができる。
いつもどおりなら、眠気が勝って、ろれつがまわらないくらいに意識レベルが低い。そんなにフラフラだったからベタナミンを飲んでいるわけだが。

そのまま、眠気は来ないまま昼食を終えることができた。満腹感からくる眠気も少ない。我慢のできるレベルだ。人前でうたた寝することはない。
僕は「仕事中にうたた寝するというだらしのない姿を見せること」が嫌だった。今日はそんなことはない。
プラセボ効果であれなんであれ、かなり嬉しい。
ベタナミンの消失半減期は、約12時間と長い。朝食時に服用すれば1日中の効果が見込める。

僕はADHDなのでこういった効きかた、集中力を高める効果のあるクスリは多いに助かる。なんでいままで処方されなかったのか不思議だ。
中枢神経刺激薬というといかにも興奮するというイメージがあるけれど、ADHDにはそういう効きかたはしない。どちらかというと落ちつく。頭がスッキリして役割をこなせる。物事を実行しやすくなる。強い安定状態を与えてくれる。

似た部類のクスリはリタリンである。もっとも、ベタナミンはリタリンとは似て非なるものだ。ただ覚醒効果があるという点で共通している。
リタリンは僕の脳によく効いたクスリだった。何事もカンタンにこなせるようになるから、用法用量をシッカリ守って使っていた。何も予定がない日は飲まずにとっておいた。耐性がつくのが嫌だったし、貴重なクスリと考えていたから、慎重に用いていた。
わらにもすがるような思いで大切にしていたリタリンはあっさりと規制されてしまった。

僕はそのときの感覚を思い出していた。スムーズに処理ができて、的確な判断ができる感覚_。またあの頃のような状態がくるのだろうか。

似たような効能をもつクスリ(ベタナミン)が、「眠気覚まし」という別の症状に対して処方されて、たまたまADHDにも効果のあるクスリだった。
今のADHDに対するクスリはストラテラだ。このクスリは効果を感じたことはない。医者から言わせれば「効いている」らしい。だけど、僕の評価は低い。リタリンのような鮮やかな感覚はない。
ベタナミンは最小容量だけれど、そういう感覚を感じる。期待からくるプラセボ効果か、ホンモノなのか、後者であって欲しい。
ベタナミンは20日分の処方を出された。20日間も飲めば真実は分かる。
期待と祈りのような感情を強く感じた。