強くならなくちゃね
うちの職場は今日まで休みだった。
なので、彼女と遠くへ買い物へ。
ところが、朝からすごい眠気で運転がままならない状況だった。仕方なく高速道路のサービスエリアで仮眠を15分とった。
片道1時間30分かけて大型ショッピングモールへ着く。ここでもものすごい眠気に襲われた。
なんだろう。原因がよくわからない。
そういえば、シルバーウィーク中も午前10時〜午後2時までの間はよく昼寝をしていた。
昼間に我慢しきれないほどの眠気がくる。これは大変だ。
いっそのこと、ナルコレプシーにでもならないかと感じた。それくらい突然眠くなることがある。
リタリンを処方されれば眠くなることもないだろうと思う。まあナルコレプシーではないけれど。
躁うつ病に限ったことではないけれど、メンタル持ちは体調管理が難しい。これは個人がサボっているとか、だらけているとかではない。
ホントに難しい。ちょっとしたことでうつになり、そこから身体の異常をふくめて、総くずれになるとかはザラにある。
どれだけ気をつけていても逃れられない。それが精神病の辛さなのだ。
精神病はよく理解されていない。
よく「もっと強くならなくちゃね」というセリフを聞かされる。
この言葉は、精神病の患者にはまったくの無意味である。精神の強さとか弱さはあまり関係ないのだ。
問題は精神が病んでいるという一点につきる。強くなる必要性は見当たらない。弱くても、病んでいなければ、すぐ立ち直れるではないか。
僕の彼女でさえ「社会で揉まれて強くならなくちゃね」と励ましの言葉をいってきた。でも違うんだな。違いを説明するのは難しいから「そうだね」と答える以外はない。メンヘラになってみると分かる微妙な話だ。
もちろん、誰にだって社会性はある。
けれど、メンタルを病むと、社会活動が困難になるのだ。ここは致命的な部分である。だから僕は友だちが少ない。
それはそれで寂しいけれど、ないものねだりをするわけにはいかない。
できる限りの社会活動をやっていくだけだ。
明日は仕事だ。1日だけ出勤すればまた土日。楽なものである。
今日のような眠気がこないことを祈っている。