Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

フォアグラ

僕の大好きなファミレスはサイゼリヤだ。安い、うまい、早いと三拍子揃っている。それに加えるなら、接客態度もよい。サイゼリヤで接客が悪い店員をみたことがない。
あまりにも好きすぎて、サイゼリヤの社長のエッセイを読んだけれど、内容はすっかり忘れた。いいことは書いてあった気がするくらいだ。

僕のサイゼリヤのオススメメニューはマルゲリータピザのダブルチーズ。これは某掲示板で知ったメニューだ。店員さんのオススメ裏メニュー的な扱いで紹介されていた。まかないでよく食べると書いてあった。そういわれると食べたくなってしまう。
マルゲリータとはチーズのみのシンプルなピザである。
サイゼリヤは安いけれど本物のチーズを使っていると、少しだけ注目されたことがある。
本物のチーズと聞いて、偽物のチーズがあるという事実にビックリした。ベビーチーズは偽物なんだろうか。かなりうまいと思うのだけれど。

マルゲリータのダブルチーズはその名の通りチーズが倍。チーズもりもりの一人前ピザだ。食べるのに若干コツがいるくらいチーズがのっている。僕はいつも手をチーズで汚す。うまく食べることができない。だからオススメなんだけれど、食べるのに難儀するので万人にオススメできるものではない。

そういえば昔に、「魚をうまく食べられないと将来バカにされる」と魚を食べるたびに親に言われたものだ。魚をむしるのは僕は嫌いだ。面倒くさく感じるようだ。親はそのへんをよく分かってて、こういった脅しをかけたんだと思う。おかげさまで人並みに魚をむしることはできるようになった。

うちは親父が友釣りをするので、夏場には新鮮な鮎が食卓に並ぶ。釣りたての鮎の塩焼きは絶品だ。
と、いいたいけれど、生まれて物心がついたころから鮎を夏場に食べさせられ続け、すっかり飽きてしまった。
鮎ってサッパリしているから飽きないようだけど、飽きる。そしてむしるのが面倒くさい。つまり僕は食指が動かないものなのだ。
魚はやっぱり塩サバが一番美味しいと思う。むしるのもカンタンだしね。

なにはともあれ、魚の食べ方を無事に覚えられてよかった。歳を重ねるごとに肉よりも魚の美味しさに気付かされる。やっぱり油の質が違う。胃もたれ知らずだ。お刺身をお腹いっぱい食べるのと、カルビをお腹いっぱい食べるのでは食後の胃もたれ具合が全然違う。その微妙な不快感が年齢にモロに影響してくる。
なんだか、肉をモリモリより、安めのにぎり寿司を食べるほうがいいような気がする。値段は同じくらいだし。
 
寿司に限らず、和食はなぜあんなに美味しいんだろう。
微細な味付けはもはや芸術の域だ。料理人という職業は尊敬せざるを得ない。ミスもほとんど許されない職業だ。
味にブレがあると料理人とは呼べない。毎日決められた味を提供するということが信じられない。美食の文化というものは、ものすごい贅沢だ。
苫米地英人という脳科学者がいる。彼は著書で「食事の楽しみは捨てた。食べることは栄養補給としか考えていない」と述べていた。
食の楽しみを捨てるなんてずいぶんもったいないことをするものだ。菜食主義者もよく理解できない。
かなり美味いフォアグラがあれば、迷わずいただく。そして美味しさに笑みをもらしたい。美味といって思いついたのがフォアグラだった。

最近はガストにまでフォアグラのある時代だ。1,000円くらいでフォアグラハンバーグが食べられる。僕が知っているフォアグラはそのフォアグラだ。それでもかなり美味い食品のように思える。高給なフォアグラは一体どんな味がするのか楽しみである。

こうやって人生の楽しみをいくつもストックしておくのが賢い生き方なんだろうと思う。文明の発達した現代なら、楽しみを探すことはたやすい。
そのかわりといってなんだけれど、お金はかけなければいけない。だからお金がないとダメだ。
このあたりがうまいことなっている。仕事が楽しいものではなくたって、お金が手に入るなら喜びもあるというものだ。楽しみはお金で買えるからだ。
僕は今の仕事をはじめて3ヶ月だけれど、面白くはない。けれど、お金が手に入るなら喜んで仕事をする覚悟だ。お金を手に入れて好きなことをする。
僕は当面は、サイゼリヤで美味しい食事がとれれば十分である。

 

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