Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

ベンゾ中毒

今日は6連休の最終日で通院日だった。診察の時間はいつも13時30分だ。午前中に喫茶店でブログの記事をひとつ書き終えた。
それから、調子がイマイチ上がらないままの1日だった。あきらかに元気がない。夏バテか睡眠不足か。
夜まで不調が続いて、ブログの記事はひとつしか書けないままだった。6連休は忙しかったとはいえ、今ひとつ記事を書けていない。正直不満である。
理想としては15記事くらい書きたかった。

自分の調子を計るものは、スマホとネットである。
普通以上の調子であるなら、スマホとネットで遊んでいられる。調子が悪いと触っていても楽しくない。今日は見事に楽しくなかった。
電子機器がダメなのかと思い、パソコンから離れて本を読んでいたけれど、気分は悪いままだった。これは何をしてもよくならないんだろうなと感じた。
そんな調子だったので、20時にはクエチアピンとエビリファイを胃袋へ放り込み、眠った。何度か起きたけれど、熟睡できた。ナチュラルな眠気があったので睡眠薬ロヒプノール)は抜いた。

今日は不調であったけれど、毎日飲んでいるデパスを飲まなかった。

僕は1日3回毎食後デパス0.5mgを飲む。この処方で2年間暮らしている。
1日に1.5mgのデパスを飲んでいる計算だ。
半年ほど前、非常に調子の悪いときに、ベンゾジアゼピン依存症(ベンゾ中毒)を疑ったことがある。噂では聞いていたので、恐る恐るデパスを飲むのをやめた。
するとどうだろう、何も変化がない。結局17日間デパスを抜いたけれど、特に中毒症状はなかった。僕の場合、1日1.5mgくらいでは依存症にはならないようだ。それからは、デパスを遠慮なく飲む生活をしている。
この点では、身体依存は少ないものの、精神依存をしているといえるだろう。
イライラしたとき、気分が落ち込んだときに飲む。嗜好品になっている。
ちなみにデパスは苦くなくて、かすかに甘い。水なしで難なく飲めるクスリである。

アルコール中毒パキシル中毒、ニコチン中毒、なんであれ、離脱症状は辛い。僕はSSRISNRI抗うつ剤を飲んでいたけれど、抗うつ剤離脱症状はあまり感じたことはない。
トレドミンSNRI)を飲んでいて不調になったのでルボックスSSRI)に替える。といったことを繰り返していたから、抗うつ剤離脱症状を感じなかっただけかもしれない。一番最初に飲んだ抗うつ剤は三環系抗うつ薬アモキサンだった。
しかし、双極性障害の診断が下ったとき、抗うつ剤は断たれた。ジプレキサセロクエルに替わった。このときは精神状態は最悪。希死念慮に悩んでいるときだったから、離脱症状を気にしている場合ではなかったのかもしれない。
抗うつ剤の気分が上がる感じがなくなったために、かなり低めなテンションで仕事をしていた。
悪いことは重なるというけれど、このときの仕事ほど辛いものはなかった。人間関係に悩まされた覚えがある。
ほどなく、半年くらいで辞めて、フリーライターになった。孤独にはなったけれど、人間関係のイザコザから開放されて軽躁状態になっていた。
躁状態は、たまに失敗をする。この時も仕事で失敗したけれど今回は割愛、また話そうと思う。

今夏、調子が悪くなったときにデパスを飲んでも効かないことに気付いた。いままでは元気が出たものだけれど、さっぱり効かないことばかりだ。だから今日はデパスに頼らなかった。どうせ効かないだろうと感じたからだ。

今まで元気が出たように感じた効果は、抗うつ効果だったのだろう。
抑うつ気味になっていたのを戻しただけで、元気が出たというのは錯覚だった。

抑うつ症状が収まってきたのは良いことである。けれど、元気が出る魔法のようなクスリだったデパスの効果は消えた。
なんだか、さびしい気持ちがする。

 

デパズ ラム・ブラン

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