Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

記憶とロヒプノール

はじめに

今日はテンションが良好だ。活力があるとでも言えようか。体調の良さから再確認したのは、やはり、7時間以上は寝たほうがよさそうだということ。ここのところ、6時間睡眠を試していた。
6時間でも問題はないようではある。けれど、ここまでテンションが高いのは睡眠のおかげかなと思ってしまう。

それにしても、よいテンションだ。エネルギッシュである。このテンションにのってブログを書こうと思ったけれど、ご覧のとおり、書けていない。ネタ不足だとテンションがどうであれ書けないようだ。

ブログとは、書けば書くほど、ネタ探しに困らなくなるらしい。たしかにそれはあるだろう。僕もネタが無いといっておきながら、懐刀のごときネタがある。いずれも過去の体験談だ。

 

過去の体験を書くのは、新しいことを書くより楽

過去の体験について話すということは、新しいことを書くより楽である。実際に体験した事実があるのだから、それを並べるなり脚色するなりして書き連ねればいい。

でも僕はなんだか、いざというときに話せるネタが減るような、もったいない気がしてしまい、書く気になれない。だからネタがない状態になってしまう。このあたり不思議なものだ。
 

隠すことが苦手

そういえば、お金が無いときに使うために隠し金をつくった。といっても1万円札1枚である。どこか安全なところに隠した。
と、あらためて思うのは、ドコに隠したのか自分で分からないということだ。
これでは使えないではないか。こういうことはありすぎて困る。性格上隠すことが苦手なのだろう。ものごとを忘れるのは得意なのかもしれない。
 

ヒトは辛いことを忘れるようにできている

ヒトは辛いことは忘れるようにできているらしい。僕は病気に罹患してから何度もうつを体験しているけれど、確かにリアリティのある記憶というものが存在していない。
トラウマのような苦しい記憶はあるけれど、あくまで記憶の範疇を超えない。「今でも感じられるような苦い記憶」とまでは行かないのだ。
 
ドンドンと忘れてしまっている。僕はこの傾向を嬉しく思う。
嫌なことなど忘れきってしまえばいいのだ。
よく、酒を飲んで忘れるという行為に走るヒトがいる。そういう気持ちは分かるなぁというのが僕の感想だ。
僕もストレス過多になったらロヒプノールをODでもして、健忘に持っていく傾向があるのかもしれない。

ロヒプノールを用いた現実逃避

ロヒプノールを時々ODするヒトがいる。
興味本位で1度倍量の4mgを飲んでみたところ。意識レベルがかなり低下したのがわかった。記憶を保っていられるギリギリの意識といったところだ。ボーっとしている。6mgも8mgも飲んだら確実に健忘してしまうだろう。
さて、それが快感かと問われると「そうではない」と答えるしかない。僕には意識が薄れる感覚は不気味であって楽しくはなかった。わざわざそういう状態に持っていくだろうかなと感じる。

ここ1年は平和

しかし、最近の1年間は特に悪いことも起きていない。嫌なことが起きたら忘れてしまいたいという気持ちは「記憶として残っている」というのが、表現としてふさわしい。
だから、正気を保っていられないくらいにうつな気分だったらロヒプノールを過剰摂取することもあるだろう。そんなことは二度と起きてはならないけれど。
 
どうも、30代にもなると、苦い記憶が足かせになり臆病な性格になってくるから不思議だ。もっとも、これはネガティブな考えかたで、用心深くなったともいえる。
性根は変わっていないけれど、勇気というものが減ったような気がする。

記憶を自由に忘れられるクスリがあるなら

薄れていく記憶の中で、大きなうつが何度もあったという漫然とした記憶の群像が浮かんだ。
用心深くなって当たりまえかなと、自分を慰めていた。
そして、記憶を自由に忘れられるクスリがあるなら、いくらまで出せるかなと、妄想に浸っていった。