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Bipolar Disorder Of Life

躁鬱病(双極性障害)患者が日々を綴ります。連絡はTwitterまで!返事は必ずします。Twitter@hattix0828

鈍感な性格

今週のお題「読書の夏」
坂の上の雲(全6巻)を読み終わった。司馬遼太郎の長編歴史小説だ。文句のつけようがない傑作である。僕は最初読んだ時に、カルチャーショックを受けた。
何しろ歴史小説ははじめてだったのである。1巻を読み終え、初版の昭和47年という表記をみて「こんな傑作を僕が生まれる前に書いたのか」とわけもなく涙が流れてきたのを覚えている。

6月18日に第1巻を読み終えて、最終巻を読み終わったのは8月6日だった。1ヶ月半かかっている。

途中、司馬遼太郎の「義経」「21世紀に生きる君たちへ」の2作品を寄り道して読んだ。「義経」はボリュームのある話であり、「21世紀に生きる君たちへ」は5分あれば読める。どちらも素晴らしい内容の作品だった。

僕は本格的な小説はあまり読まないのだが、坂の上の雲によって小説を読もうという気持ちになり。書ければ楽しいだろうなとも感じた。

坂の上の雲日露戦争について書かれた小説ともいえる。戦争へとストーリーが進んでいくと、小説のなかに戦闘の描写が書かれる。僕はこの描写を正確にイメージすることができなかった。特に陸戦が苦手だった。文字だけで表現するには難しすぎると感じた。これは僕の読書能力の低さのあらわれだと思っている。


戦闘のふんいきがよくわからないので、その部分は読むのに苦労した。格段に読むスピードは落ちて、読む楽しさは苦痛に近いものがあった。
それに対して入りやすかったのは、海戦である。海戦はなんとなく位置を把握するだけで話の中へ入っていけた。それに、日本海軍は強い。その強さがひしひしと文章から伝わってくるのだ。これには勇気づけられた。日本を好きになり、愛国心が増す。愛国心が増せば、僕は生きる楽しみも増してくる気がする。なんといっても日本国民だからだ。自分の国は好きであるほどいいに決まっている。

先日、友人と会う機会があった。僕はスタバにいた。
友人は「何時間もスタバで何をやっているの?」と聞いてきた。この答えにすこし困った。
やっていることといえばTwitter、LINE、ネットサーフィン、ブログ執筆である。ただ、ほとんどに共通するのは精神疾患ということだった。
ブログは精神疾患のテーマをできるかぎりとりあげていきたいし、タイトルに「躁うつ病」と、でかでかと入っている。Twitter、LINEもオープンに精神疾患のことを話している。
それなのに、友人には精神疾患のことを話していないのだ。隠している。僕の精神疾患を知っている人間は限りなく少ない。
なので、「ブログを書いている」とは言えず。「ネットをしていた」と言うのが精いっぱいだった。嘘はつきたくないがやむを得ない。詳しく聞いてきたらどうしようかとおもったけれど、そこまで追求はしてこなかったので助かった。
いつか親睦が深まってきて、病状を言える関係になれば、カミングアウトするかもしれない。

僕は病状をできるかぎり出さないように、出ないように心がけている。体調管理に気を使い。持病といえる不安障害が出てきたらすぐにデパスで抑えこむ。かるい頭痛であってもロキソニンを素早く飲む。

ストレスを蓄積しないようにしている。
けれど、完ぺきにはできないのが物事の常である。どれだけ気をつけていようが、思わぬところでストレスを感じる。
とりわけ社会生活を行っているとそういったことは多い。
他人の何気ない一言が気に食わなかったりする。コミュニケーションでのいざこざは避けることはできない。特にひっかかるのはここ、コミュニケーションでのストレスだ。
僕は性格的に完ぺき思考である。ストレスを少なくするという生き方は、社会では生きづらいこと、不可能なことに他ならない。
となれば、パラドックス的な現象が起きてしまう。ストレスを避けようとする。それがうまくいかないためにストレスがたまるという悪循環である。

結局、ストレスとはどうしようもない現象であって、「意識しない」ということが重要なのだと感じる。
たとえストレスが自分の許容範囲を超えてかかっていたとしても、気付かなければストレスに成りえないのではないだろうか。

ストレスに鈍感な性格をつくっていきたいと、ふと思った。

 

坂の上の雲 全8巻セット (新装版) (文春文庫)

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