那智の滝
片道3時間をかけて、和歌山那智勝浦町、那智の滝へ来た。一段の滝としては楽さが133メートルもあり、日本一の落差になる。日本三大名瀑に数えられている。ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部だ。
駐車場がいくつもあるので、適当に停める。
まずは那智の滝を拝むべく、飛瀧神社へ参拝する。滝はこの神社のご神体だ。
正面に大きな滝がみえる見事な神社だった。
僕は神様に交友関係の安泰を願った。
次に、石段を上へ上へと登って行くと、熊野那智大社がある。熊野那智大社は熊野三山のうちの一つで2004年7月7日に世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の資産に指定された霊場だ。
ここへたどり着くには石段を登らなければいけない。その数473段。
今日は30度近い気温と湿気があった。階段を登っていると。疲れとともに、「参拝している」という本格的な意気込みを感じることができた。
なんとか石段を登りきり、ここでも交友関係の安泰を願った。絵馬があったので奉納する。
僕の願いは「病気が安定しますように」だ。なんだか言葉使いがおかしい。しますようにではなく、するようにじゃないのか。
熊野那智大社の隣には那智山青岸渡寺というお寺がある。
お寺なので南無阿弥陀仏とともに、「ライターとして花開きますように」と願いを込めた。
石段のために汗だくだった。けれど、後は下って行くだけだ。足をとめずに石段を降りていった。お土産を書い、少し歩いたところにあった食堂へ入った。
この辺りの食の名物は
・めはり寿司
・マグロ
・熊野蕎麦
の3つがあった。
僕はめはり寿司とお蕎麦のセットを注文した。
意外にもマグロ、勝浦産近海のマグロが添えられている。金箔が踊っていた。奥にはめはり寿司がみえる。これで1,200円とお手軽な値段だった。とても気に入ったので紹介しておく、「お食事処かいはみ」だ。
午後4時には地元へ戻り、のんびりと過ごしていた。
やがて夜になった。
長距離の移動と石段上りの疲れから、心地よく眠りについた。