Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)患者が日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

精神障害者枠での休暇の取り方を考える

運命はわからない

人の運命ほど分からぬものはないという。
僕もまさか躁うつ病になるとは思わなかった。
ましてや、自分が障害者枠で働くことになるとは夢にも思っていなかった。



映画館の割引のために障害者手帳を取得する

障害者年金の受給者は障害者手帳の交付対象になる。そんな話を小耳に挟んだ。
僕は当時ライターをしていたから、障害者手帳は必要がなかった。
けれど、僕は映画館によく映画を観に行く。手帳が有ればその映画が割引になるというではないか。他にも、携帯電話の使用量が割引になるなど、金銭面から得だということで申し込むことにした。2ヶ月ほどで手帳が届いた。
障害者手帳のことを友人に話したことがある。友人は「それは、ちょっと…」と、黙りこんでしまった。やはり健常者に話すべきではなかったと後悔したのを覚えている。

精神障害枠で働こうと決めた

障害者枠で働こうと決めたのは2015年の3月だった。
手帳を持っていると障害者枠で働くことができる。長くやっていたライター業は、はっきり言って儲かっていなかった。そのかわり、人間関係のストレスとは全く無縁で、気分は快調だった。
客観的に見て、今の自分は十分に働くことができると感じていた。同時に「病気を悪化させたくない」という気持ちがあった。そういった理由から「障害者枠で体をいたわりながら働く」という考え方が生まれる。

大切なものは目に見えない


問題は「精神障害者」という部分だった。「大切なものは目に見えない」星の王子さまのような障害だ。採用されるのだろうかという思いがあった。
ハローワークの担当者は「精神障害者の雇用も進んできている」と、当たり障りのない対応をしていた。
しかし、求人票を見ると、備考欄に「当企業はバリアフリー、エレベーター有り」など、身体的障害者に向いて募集しているものが大半に見える。
とにかく、2つほど選んでみて履歴書(職務経歴書)を送ってみた。
が、ダメ。書類選考で落とされてしまった。面接さえしてくれない。

 

精神障害者≠障害者ではないと感じた


なんだか、精神障害者というだけで書類で落とされるという空気があった。こちらとしても「面接ぐらいはしてくれるだろう」という見込みがあって応募している。
こうなったら、落ちることを覚悟で手当たり次第応募するしかないと思った。なので、仕事内容を重視しようと思った。
まず、接客業と肉体労働はやりたくなかった。なので、今まで経験したことは無いのだが、事務に狙いを絞って7つの会社に同時に応募した。
履歴書や職務経歴書をWordで作成し、事務ができるという証拠とした。だが、どこも面接に至らない。書類選考で容赦なく落とされた。
そして、唯一面接をしてくれところが、今の職場になる。まさに渡りに船であった。

休暇の取り方で悩んでいる


僕は今、休暇の取り方で悩んでいる。
障害者雇用枠で働くというのは「オープンで働く」という言葉に置き換えられる。逆に病気を隠して働くことを「クローズで働く」と言う。
僕はオープンで働いているが、実際は半分クローズといった感覚だ。少しの人間しか僕の障害を知らない。元気な普通のヒトに見えているだろう。

 

鬱状態での仕事は辛い


躁、軽躁、フラット、プチ鬱の時は仕事はできる。問題は鬱の時だ。鬱に転じると息をしているだけで疲れるような具合になる。この状態の時に仕事を休むかどうか迷っている。
僕はなんだか頑固なところがあって「精神障害者でも仕事はできると証明してやる」という意気込みがある。話を大きくすると「精神障害者の雇用問題を少しでも改善するために素晴らしい仕事をしてみよう」と考えている。

 

感じる矛盾


だが、実際鬱が来て、症状がきついときに仕事をすることは、かなり辛いことに気付いた。休めるなら休みたいのである。
障害者雇用で務めるということは、精神に負荷をかけないことなのだとも考えられる。

だから、働きたいと思う気持ちと矛盾を感じるのだ。

仕事に就く前は、もっと簡単に休めるものと考えていた。しかし、ヘンなプライドや、半クローズのような状況も重なって、気安く休もうという気分になれない。
皆勤賞を狙うか、病気がちなヒトで通すか、悩みどころである。