Sunny Sometimes Bipolar Disorder

躁鬱病(双極性障害)筆者の日々を綴ります。連絡はTwitterまで!Twitter@hattix0828

Sunny Sometimes Bipolar Disorder

注射

休みに入った。仕事を始めてみると、時間の使い方が非常に気になる。
プライベートの時間が少ないのだ。なので、休日の使いかたに敏感になった。

朝からスタバに来た。寝ぼけながら本を2冊、MacbookAirを持ち、席に座る。
なんだか背中が痛い。肩甲骨と背中の境目あたりが縦にそって痛かった。

今日はMacbookAirを持っているヒトが多かった。僕を含めて3人いる。
スタバでMacbookを使うことを「ドヤリング」という。僕も「ドヤリング」している。
それはいいのだが、みんながMacbookに黒いカバーをしているのだ。なんだか気味が悪い。
僕はスマートフォンにカバーを付けるのには賛成だけど、Macbookにカバーを付けるのには反対だ。
というのも、僕が黒いカバーをしているのは、職場で目立たないように配慮したもので、オシャレで付けているわけでも、キズ防止で付けているわけでもない。むしろ、裸で運用したほうが絶対にカッコイイと思うのだ。アルミの銀色の質感がたまらない。
また、カバーをつけることで質量が増える。分厚くて重くなってしまう。この点でもカバーを付けるのはダサい。MacbookAirの美しさの中には「薄さ」というものもある。
なのに、黒のカバーが3人も集まっている。他人の黒いカバーを横目に「目立つけれど、やっぱりカッコよくないな」と感じていながら、自分も黒いカバーをしているという複雑な心境を感じていた。

司馬遼太郎の「義経」を読み終えた。やはり彼(源義経)の話には花がある。悲劇的だが満足の行く内容だった。
大河ドラマ義経しかしらない僕は、司馬遼太郎義経は非常に好色に書かれていたことに驚きが隠せなかった。

しばらく読書をしていて、重要な用事を思い出す。保険証が新しく届いていた。切り替えの手続きに病院と薬局へ行かねばならなかった。
義経を読み終わり、「坂の上の雲3巻」を読んでいたがそうそうに切り上げて、家に帰って保険証を届けることした。

まずはメンタルクリニックから行くことにした。僕は初診から病院を替えていない。12年間も通っているのですっかり顔なじみである。手続きはスムーズに進む。
薬局もずっと同じで、小話をはさみつつ。保険証の切り替え作業は終わった。

僕が思うには、精神病を治そうと努力するなら、転院を繰り返すのは得策ではないと思う。12年も通っていると、病院はまるで家のようにリラックスできる環境になり、先生などにも自分の意志を伝えやすい。「寝れないのでロヒプノールアモバン下さい」と言えば「わかった」で終わって楽である。
なので、最初の病院選びをしっかりとしたい。僕ははじめ、入院病棟もある有名な大病院へ足を運んだが。待合室が異様に広く、薄暗く、ベンチも固く、空気の通りが悪く、とても居心地が悪かった。そのせいか、担当の先生への印象も悪く、結局一度きりで行くのを辞めてしまった。
今通っているところは小規模な病院だ。でも、待合室にはお花があったり、コーヒーやお茶、茶菓子が用意され、そして、ちょっとした本が置いてあったりと、病院を感じさせない作りになっている。いまだかつて、あれほど圧迫感がないリラックスできる待合室は経験したことがない。
なので、待合室から心への配慮を感じられるような病院を選ぶとよいだろう。無機質で、灰色の空間のような待合室は心に良くないと思う。皆さんも、歯医者で診察を待っているような緊張感を感じるようような待合室は嫌だろう。

保険証の手続きは終わった。
スタバへ戻ることにした。コーヒーのおかわりとテリヤキチキンサンドイッチを昼食に頼む。
そのまま、集中力がのって夕方まで居たと書きたいのだが、今日は事情が違った。
背中がひどく痛むのである。朝から続いている痛みだ。痛みは頭痛にまで影響してきた。
痛みの質からして神経痛だった。
ストレスで自律神経が傷んでいるのだ。原因は人間関係なのはハッキリしていた。
事は済んだので詳しくは書かないが、友人と少し揉めてしまっていた。

あまりにも痛むので医者にいくことにした。このまま放っておけば休日が台無しになると判断したからだ。何年も行ってなかったが、今は幸いにも保険証を持っている。もよりの神経内科へと向かった。
簡単な問診と「ブロック注射」と呼ばれる痛み止めの注射をしてもらう。これが多いに効く。たちまち痛みは消えて、体調が戻った。
平穏な休日に戻り、僕は何をするか考えていると、ふと映画が見たくなり、勢いで6作品を借りてきた。ちなみに作品名は
カリートの道
・ポネット
・ワン・デイ
ドン・ジョン
・96時間 レクイエム
愛のむきだし
である。


のんびりと映画と観て夜まで過ごした。
その後、友人と食事にいき。夜遅くまで話し込み。上機嫌で眠りについた。